FXのスワップポイントはいくら?計算方法と通貨ペア別の目安
「高金利通貨を持っていたら、スワップで1ヶ月いくらもらえるの?」——FXのスワップポイントは、1日あたりのスワップ・ロット数・保有日数の3つが分かれば自分で計算できます。この記事ではスワップ損益を求める基本式を、3倍デーや受取・支払の違いも含めて具体例つきで解説します。
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スワップポイントとは
スワップポイントとは、通貨ペアを構成する2国間の金利差から生じる毎日の調整額です。ポジションを翌営業日に持ち越す(ロールオーバー)たびに発生し、高金利通貨を買って低金利通貨を売る方向なら受け取り、逆方向なら支払いになります。為替差損益とは別に、保有しているだけで日々積み上がる(または減る)のが特徴です。
スワップの計算式
保有期間のスワップ損益は、次の式で求められます。
- スワップ損益 = 1日あたりのスワップ × ロット数 × 保有日数
「1日あたりのスワップ」は、各業者が公開するスワップカレンダー(スワップ表)に載っています。通貨ペアごとに「買い」「売り」それぞれの1ロット(または1万通貨)あたりの日次スワップが記載されているので、その値を使います。受取はプラス、支払はマイナスで計算します。
計算例:1日・1ヶ月・1年でいくら?
例:1ロットあたり1日200円の受取スワップのペアを0.1ロット保有
1日 = 200 × 0.1 = 20円。
30日 = 200 × 0.1 × 30 = 600円。
365日 = 200 × 0.1 × 365 = 7,300円。
ロットを1ロットに上げればそれぞれ10倍(1日200円・1ヶ月6,000円・1年73,000円)です。このようにロットと保有日数に比例して増えるのがスワップの基本です。実際の保有日数から合計を出すなら スワップ損益計算機が便利です。
「3倍デー」で月間はもう少し多くなる
為替の決済(受け渡し)は土日が休みのため、その分のスワップは平日にまとめて付与されます。多くの業者では水曜日(または木曜日)に3日分が付く「3倍デー」があります。
つまり1ヶ月のスワップは「30日 × 1日分」よりやや多くなることが多く、月間・年間で見積もるときは3倍デーのぶんを少し上乗せして考えると実態に近づきます。
受取と支払で金額が違う点に注意
同じ通貨ペアでも、買いと売りでスワップの符号と金額が変わります。高金利通貨を買えば受取、売れば支払です。さらに業者はスプレッドのように差を設けるため、多くの場合「支払スワップ > 受取スワップ」になります。
たとえば同じペアで買いの受取が1日180円でも、売りの支払は1日230円、ということが珍しくありません。両建てやドテンを考えるときは、この非対称に注意してください。
スワップ狙いの前にリスクも確認
スワップは魅力的に見えますが、為替レート自体の変動(価格リスク)がスワップを上回ると損失になります。高金利通貨ほど値動きが荒く、暴落でスワップ数年分が一度に吹き飛ぶこともあります。スワップ収益だけでなく、為替差損益と合わせたトータルで判断しましょう。為替差益も含めた損益は 損益計算機で、長期保有でどこまで逆行に耐えられるかは ドローダウン許容計算機で確認できます。利益計算の全体像は FXの利益計算のやり方も参考になります。
関連記事:FX会社の選び方(スワップで選ぶ視点も解説)
関連ツール:スワップ損益計算機 / 損益計算機 / ドローダウン許容計算機 / ロット計算機
よくある質問(FAQ)
- FXのスワップポイントはどうやって計算しますか?
- スワップ損益 = 1日あたりのスワップ × ロット数 × 保有日数 で計算します。スワップは業者のスワップ表に「1ロット(または1万通貨)あたり1日◯円」と載っています。例えば1ロットあたり1日200円のペアを0.1ロットで30日保有なら、200 × 0.1 × 30 = 600円が受取スワップの目安です。受取はプラス、支払はマイナスで計算します。
- スワップは1日でいくらもらえますか?
- 通貨ペア・業者・買い/売りの方向で変わります。高金利通貨(メキシコペソ・南アフリカランド・トルコリラなど)を買い持ちすると、1ロットあたり1日数十円〜数百円の受取が目安です。正確な額は各業者が公開するスワップカレンダーで「買い」「売り」それぞれの値を確認し、保有ロット数を掛けてください。
- スワップの「3倍デー」とは何ですか?
- 土日分のスワップをまとめて付与する日のことです。為替の決済(受け渡し)は土日が休みのため、多くの業者では水曜日(または木曜日)に3日分のスワップが付きます。月間のスワップを見積もるときは、3倍デーがあるぶん「日数 × 1日分」より少し多くなる点を踏まえると実態に近づきます。
- 受取スワップと支払スワップはなぜ金額が違うのですか?
- 同じ通貨ペアでも、買いと売りでスワップの符号と金額が異なります。高金利通貨を買えば受取、売れば支払になりますが、業者はスプレッドのように差を設けるため、多くの場合「支払スワップ > 受取スワップ」です。つまり受け取れる額より、逆方向で払う額のほうが大きくなりがちです。
- スワップだけで生活できるほど稼げますか?
- スワップ収益だけを狙う長期保有は一つの手法ですが、為替レート自体の変動(価格リスク)がスワップを上回って損失になることもあります。高金利通貨ほど値動きが荒く、暴落でスワップ数年分が一度に吹き飛ぶこともあります。スワップは収支の一要素にすぎず、価格変動リスクと合わせて考える必要があります。